2015年2月22日日曜日

インド人の恋愛事情について

インド人は結婚に関して、文化的に日本よりも制約を受けている。
すなわち、お見合い結婚が主流で、恋愛結婚のハードルが非常に高い。
では、彼らが恋愛を全くしていないかと言うと、そうでもない。
意外と遊び人もいるのだ。

インド人スタッフに冗談で「彼女は何人いるの?」って聞いたら、あっさり「3人です」って返ってきてびっくりした。
地元に一人、今住んでいる中都市に一人、デリー近郊に一人。
それぞれの彼女は、お互いの存在を知らないらしい。

「じゃ、誰と結婚するの?」と聞いたところ、「親が決めた人と結婚します。彼女たちとは別れます」と言うのだ。
なんとうらやまけしからん話だ。

では、女性だけばかを見ているのか?というと、こちらもそうでもないらしい。
ある20代前半の女性スタッフは、イケメンの旦那さんと結婚して子供もおり、一見、何不自由ない幸せな生活をしている。
しかし、しょっちゅう会社支給の携帯電話で長話をしているのだ。
気になって「彼女は誰と電話しているの?」と通訳に聞いてみたら、何と「元彼です」と言う(元彼と言う日本語を使う通訳も面白いが)。
どこまでの関係なのかは良く分からないが、時々甘い口調になったり強い口調になったりしている所を見ると、不倫しているのかもしれない。

しかしインド人は、世間体が大事なんですと言う割には、行動が伴っていないことが多い。
先ほどの元彼と電話する女性スタッフにしても、廊下で堂々と長電話しているわけで、誰と話をしているかなんてヒンディー語がわかる人なら想像できちゃうと思うのだ。
噂が立ったら、自分にとってよくないと思わないのかな。
彼らに取って「世間体」とは、「上司」「親」であり、「同僚」のような同じ立場にいる人は関係ないのか。
だとしたら、回りまわって上司の耳に入るとか、同僚が上司に告げ口するとか考えないのか。
彼らは、先の事を考えて今の行動を決める、という所が欠如しているように思うのだが…。

とにかく、うらやまけしからん。

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