2015年6月29日月曜日

ニム銀の仕立て屋さんでズボンを直した

インド製の服って、どこか安っぽい。

本来は強靭でなければならないはずの作業着ですら。

もう何回お尻が裂けたことか。

まあ、みんな笑ってくれて雰囲気が良くなるから、

それはそれでおいしいのだけれど。

あと、地味にいらつくのは、ベルト通しのひもがよく切れる事。


で、破れたズボンはどうするのかというと、

ニム銀の仕立て屋さんに行って直してもらう。




ふっるーい足こぎ式のミシンを使って、えいこらえいこら直してくれる。

最初は10ルピーで直してくれたんだけど、素朴だったニム銀民も、

日本人が金を持っているとわかると、かわいい範囲でぼったくってくるようで、

最後には70ルピーまで値段が上がった。

まあ100円くらいだから黙って払ったけどね。

俺は安く済んでハッピー、仕立て屋さんはお小遣いが増えてハッピー。

お互いハッピーになるんだから、いいことじゃん。

観光地の業突く張りどもに比べたら、ニム銀民なんてかわいいもんさ。


日本に帰ってから、職場で作業服をもらったんだけど、

すぐにベルト通しのひもがちぎれた。

日本製もたいしたことないな、と少しがっかりした。



電動ミシンは、アマゾンで一万ルピーくらいで買えるんだな。

だけどニム銀の埃っぽいストリート仕立て屋で使うと、すぐ壊れそう。

そういう意味では、古い足こぎ式ミシンは理にかなっているのかも。

部品が少ないので壊れにくそう。



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